エアコン付きの賃貸物件のメリットは?電気代や故障時の対応をご紹介

エアコン付きの賃貸物件のメリットは?電気代や故障時の対応をご紹介

賃貸物件のなかには、入居者が自分で取り付けなくてもエアコンが付いている物件があります。
エアコン付きの物件は便利ですが、電気代について気になる方も多いでしょう。
今回は、エアコン付きの賃貸物件のメリットと電気代、自力でエアコンを付けるために必要な許可、エアコン故障時の対応についてご紹介します。

エアコン付きの賃貸物件のメリットと電気代

エアコン付きの賃貸物件のメリットと電気代

エアコン付きの賃貸物件は、自力でエアコンを取り付けなければならない物件よりも、メリットが多いです。
一方で、そもそもエアコンを使うか迷っている方にとっては、電気代の存在が気がかりになります。
賃貸物件にエアコンがあることのメリットと、電気代の存在について天秤にかけたうえで、物件を選ぶ必要があるでしょう。

エアコン購入費の削減

エアコン付き賃貸物件を選ぶメリットは、エアコンの購入費を削減できることです。
最初からエアコンがある賃貸物件を選べば、エアコンを購入して設置する費用を削減できます。
エアコンは、本体の購入と設置費用を合わせると10万円ほどお金がかかるため、エアコン付き物件を選んだほうが初期費用がかかりません。
引っ越しの際は、ほかにもさまざまな費用が発生するため、エアコン代だけでも抑えられるのはメリットです。

引っ越し時からエアコンが使える

エアコン付き賃貸物件のメリットは、引っ越し時からすぐにエアコンが使えることです。
引っ越しの際は、荷物を運び入れて荷解きをおこなう必要があり、とくに夏場などは汗だくになってしまいます。
熱中症になる可能性もあるため、エアコンが使えたほうが便利です。
入居してからエアコンを設置すると、日取りの調整が難しく、ハイシーズンにはなかなか設置できない可能性もあります。
そのため、入居して即エアコンを使いたいのであれば、エアコン付きの賃貸物件を選ぶのがおすすめです。

エアコン付き賃貸物件での電気代

賃貸物件でエアコンをつけっぱなしにすると、冷房では1日約432円、暖房では約350円の電気代がかかります。
そのため、毎日エアコンを使用すると、エアコンがない物件より電気代が高くなるでしょう。
とくに、広い部屋用のエアコンや型が古くて性能が落ちているエアコンは、電気代が高くなる傾向にあります。
しかし、設置されているエアコンを勝手に新しいものに交換はできないため、注意が必要です。

賃貸物件にエアコンを設置したければ許可が必要

賃貸物件にエアコンを設置したければ許可が必要

賃貸物件によっては、最初はエアコンが付いていない、あるいは古すぎて性能が良くないなどの状況もあり得ます。
そのため、入居してからエアコンを設置したい、エアコンを交換したいと感じることもあるでしょう。
しかし、賃貸物件では無許可でエアコンなどの設備を変更してはいけないため、注意が必要です。

設置の際は許可をとる

エアコンがない賃貸物件にエアコンを設置するためには、大家さんの許可をとる必要があります。
エアコンを設置するためには、配管用の穴やコンセントなどが必要であり、状況次第では新しく穴を開けなければなりません。
賃貸物件は大家さんの持ち物なので、そういった工事を大家さんの許可なくおこなえないのです。
無許可で壁に穴を開けるような工事をすると、あとで損害賠償請求や原状回復費用の請求を受ける可能性があります。
許可を得られないまま設置工事を依頼しても、業者から断られるケースも多いです。

エアコンの交換にも許可が要る

すでに設置されているエアコンを交換する際も、基本的に許可が必要です。
エアコンを含め、契約書に設備として記載されているものは、すべて大家さんの持ち物にあたります。
そのため、仮に性能が落ちた古い製品であっても、勝手に取り替えて処分はできません。
また、エアコンが設備などではなく、前の住民の残置物であっても注意が必要です。
エアコンを交換する際に機種などが異なると、あらためて壁にネジ穴などを開け直す必要があるでしょう。
結果的に物件を傷つけることになるため、原則として大家さんに許可をとってから工事をおこなう必要があります。

エアコンを設置するための費用負担

エアコンを新しく設置する際、多くのケースでは入居者の方が自分で設置費用を負担します。
現在あるエアコンを交換するのであれば、設置費用を大家さんが負担してくれる可能性があるでしょう。
とくにエアコンが残置物でなく、賃貸借契約書にも記載された設備であれば、大家さんが負担してくれる可能性が高いです。
ただし、エアコンが壊れたわけでもないのに、古いからといって交換しようとしても断られる可能性があります。
少しでも成功率を上げるためには「自分も費用の一部を負担するので交換させてほしい」などと交渉すると良いでしょう。

賃貸物件のエアコンが故障した際の対応

賃貸物件のエアコンが故障した際の対応

賃貸物件のエアコンが故障したら、基本的には修理を依頼する必要があります。
どのような対応が必要なのかは、エアコンが故障した原因にもよるため、気を付けなければなりません。

大家さんに連絡して対応してもらう

賃貸物件に設備として設置されていたエアコンが故障したら、まずは大家さんに連絡する必要があります。
リモコンの電池切れでないか、コンセントは抜けていないか、ブレーカーは落ちていないか、フィルターの目詰まりではないかなどを確認しておきましょう。
これらの情報を確認したうえで、エアコンがつかないようであれば大家さんに連絡します。
大家さんによっては、懇意にしている修理業者がいたり、設備のリース契約や保険を利用していたりすることもあるため、自己判断で修理を依頼してはいけません。
大家さんの指示を仰ぎながら、修理を担当する業者が来るまで待ちましょう。
エアコンの修理をおこなう際は、入居者の方も立ち会って作業してもらう必要があります。

修理費用の負担

基本的には、設備に含まれているエアコンが故障したら、修理費用は大家さんが支払います。
経年や通常の使用の範囲内における故障であれば、修繕や補償は大家さんの義務であるためです。
ただし、どのようなケースでも、大家さんの費用負担になるわけではありません。
エアコンが故障した原因次第では、入居者の方が費用を負担しなければならなくなります。
また、エアコンが設備ではなく、残置物であるケースも大家さんに修繕の義務はないため、入居者の負担です。
自分で一から設置したエアコンであれば、とくに入居者が修理費用を負担しなければなりません。

エアコンの修理費用が自己負担になる故障の原因

エアコンの修理費用が入居者の自己負担になるのは、故障した原因が入居者にあるケースです。
日常使いするエアコンのフィルターについては、目詰まりしないよう、入居者がホコリを除去するなどの掃除をする必要があります。
これを怠った結果、エアコンが故障したのであれば、責任は入居者にあるため修理費用を負担しなければなりません。
また、エアコンの排熱のために設置されている室外機の周辺にものを置くと、うまく排熱できずに故障の原因になります。
これも、基本的には使い方を誤った入居者の責任になるため、修理費用を負担しなければなりません。
逆にいえば、普段から適切な管理をおこないながらエアコンを使用していたにも関わらず、設備のエアコンが故障したのであれば、大家さんの費用負担になります。

まとめ

エアコン付きの賃貸物件を借りれば、初期費用を抑えつつ最初からエアコンを使えます。
自力でエアコンを設置する際や、設置されているエアコンを交換したければ、大家さんの許可が必要です。
エアコンが故障すると大家さんに対応を依頼しますが、故障の原因が入居者にあると費用負担が発生します。